【働くママも楽しんで!係活動は最高の想い出。】「ばざーる係で学んだこと」
娘が年中(すみれ組)に進級した年、私は自ら“ばざーる係”に立候補しました。仕事をしていることを知っているママたちは「大丈夫?無理しなくていいよ~」と、やさしく気遣ってくれたことを今でも覚えています。
働いているママと働いていないママが共存するさゆり幼稚園には、ママたち同士のやさしさと気遣いがたくさん溢れています。正直、年少(ゆり組)のときは、自分が何かの係になるなんて、考えもしませんでした。仕事で忙しいことを理由に、「係を持つ」=「行事に参加する」ということに、厚い壁を作っていたんだと思います。
1年間の幼稚園生活を経る中で、そんな私に少しずつ変化が訪れました。送り迎えでばったり会うお友達やママたちと話をしていると、うれしそうにこっちを見ている娘の顔、行事で楽しかった出来事をキラキラとした目で話してくれる娘の姿、その子供たちのために私の知らないところでたくさん動いてくれているママたちの協力。
このまま私たちの幼稚園生活が終わってしまっては、絶対に後悔が残るとハッとしました。そこで、娘が一番楽しかったという“ばざーるの係”になって、行事に参加してみようと決めたのです。
初めての“ばざーる係”は本当に本当に楽しかった!「子供たちの笑顔のために」という同じ目的を持ったママたちとの作業はとても心地よく、スムーズな意思疎通と温かい想いに包まれていました。働くママが多かった今年の“ばざーる係”では、どうしたらみんなが負担無くやりやすく作業ができるのかを、ひばり組(年長)のママたちを筆頭に一生懸命考えました。休日に集まるという新しい取り組みや、一人一人ができる範囲で参加し、後は自宅で作業するというスタイルも行いました。
みんなで作業した時間、形にした本番当日。私の一生の宝物です。ただほんの少し申し訳なさを感じています。それは、今年の参加が最後になるひばり組のママたちが、自分たちの思いや表現したかったことをちゃんと形にできたのかどうか…。働いているママたちに気を遣ってばかりだったのでないか…と。もっと自分に時間の余裕があれば、もっとひばり組のママたちの意向に耳を傾けることができれば…と胸が熱くなります。
幼稚園生活が温かい時間と素敵な思い出に包まれるのは、子供と先生たちの絆はもちろん、私たちママも一緒に築き上げるからだと思います。たった3年しかない短い幼稚園生活。子供の一生の宝物に磨くために、ママもできる限り参加するべき!そして楽しむべき!!そんなふうに未熟な私を成長させてくれた“ばざーる係”でした。“ばざーる係”を経験したことで、私も娘もこれまで以上にたくさんのお友達ができました。(2015年度 年長組母 フルタイム勤務)
※これは2014年度1月の「さゆりばざーる」の様子。こんな手作りの、愛情いっぱいの楽しい楽しいばざーるは、先生たちの全面バックアップの元、お母さんたちの手で出来上がっているのです。すべては「子どもたちの喜ぶ顔が見たい」という一心!
当日。子どもたちは、本当に吟味して吟味して、自分が好きなもの、欲しいものをチケットで買えるだけ、お買い物をします。お母さんたちが作ってくれた、たくさんの手作りおもちゃやたち。毎年このお買いもの中に、たくさんのドラマが!
普通ではやってあげられないこんな体験も、小百合幼稚園であれば、“さゆりらしさ”を愛する保護者みんなで作り上げれば、できるんです!2015年度のばざーるも楽しみですね♪
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