【3人の子どもたちと8年間の歴史 小百合幼稚園で育った親子の絆】
小百合生活がスタートした当時、何もかもが手作りで、何もできない私でしたが、周りの保護者がたくさん声を掛けてくれて、なんとかやってこれました。当時裁縫道具といえば、針と糸とはさみだけでしたが、今ではミシンも使い、ちょっとした子供服や自分の服もつくれるようになりました。これも小百合に入園したからです。
今でも忘れられないことがあります。小百合に入り最初の子どもへのクリスマスプレゼント、お弁当つつみでした。決まった布とリボンが渡され、私はどうしていいかわからず、そのままシンプルに作り娘に渡しました。他のお母さんたちの作品を見ると、刺繍があったり、可愛いリボンに変わっていたり、お店で売っているようなものも。でも娘は「お母さんが作ってくれた!すごくかわいい!」と、とても喜んでくれたのです。
その時、親が子供に対して手を掛ければ、子どもは応えてくれるんだ!と何とも言えない喜びを感じました。子育てに限らないと思います。手を掛ければ、一生懸命したことには必ず帰ってくるものがあります。私は3人の子どもたちを小百合に入れて本当に良かったと心から思います。(2015年度 年長組母 ~幼稚園利用~)
右側から、長女・次女・長男(2015年年長クラス)の3つの手作りリュック。最初に苦労したリュックをしょっていたお姉ちゃんも今年は小学校6年生。みんな宝物だと大切にしているそうです。
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