【幼稚園説明会】ひばり組(年長)母スピーチ②【幼稚園&預かり保育利用/フルタイム勤務】
さゆり幼稚園の良さをこの場で伝えようとしている私も、最初からさゆりの良さを知り、理解したうえで入園したわけではありません。もともとナーサリーに居たこと、働きながらも幼稚園の教育を受けさせたかったこと、少人数の生活が希望だったこと、あとはぼんやりと「温かい園だな~」と感じたことが入園の決め手でした。
そんな始まりから、みなさんの前でさゆりの良さを伝えるまでに変わったのは娘の姿にあります。娘は私の友人から「誰と仲良しなの?」と聞かれるといつも「みんな!」と答え、なんだかいつも楽しそうで前向きで、思いやりを持ったやさしい子になりました。
3年間を通じて、そんな娘に育ててくれたさゆり幼稚園に心から感謝しています。働きながらどう幼稚園と関わるべきか、自分の殻を破れずにいた私に、先生たちは娘の様子を会う度に聞かせてくれました。
そのおかげで、日に日にさゆり幼稚園との距離が縮まり、信頼がうまれ、幼稚園での自分の居場所が見つかった気がします。お迎えが遅くなったときでも「おかえりなさい」と先生たちは笑顔で迎えてくれ、娘が悩んだ時は時間をかけて一緒に解決してくれて、園のママたちは欠席の多い私の分まで係や行事のサポートをしてくれてました。
いつの間にか働いてばかりで申し訳ないと思う気持ちから、働いていてもみんなに応えたい!と思う幼稚園への愛が芽生えました。幼稚園と周りのママたちが私を成長させてくれたのだと思います。
面倒に思っていた毎日のお弁当も、働いている私が娘にしてあげられる大切な愛情となり、忙しい毎日の中で私と娘をつなぐ欠かせないものです。“さゆりらしさ”と在園児のママたちはよく口にしますが、親が子供たちに、先生に、園に愛を注ぐことが“さゆりらしさ”につながるのではないかと私は思っています。
4月からこども園となり、子供への愛情はみんな同じですが、これまで以上にライフスタイルが異なるママたちが集まることになります。でも少しずつでも、手作りや係りや1年の行事を共にして、親同士の絆を深め、幼稚園への愛を育んでいってもらいたい。そして、これまで以上に子供が豊かに育つ温かいこども園を築き上げてほしいと思っています。
これからも娘が育ったさゆりの歴史と、代々受け繋がれてきた“さゆりらしさ”を大切に、たくさんの時間をみんなで共有していってほしいと心から願っています。(2015年度 ひばり組(年長)前田 /フルタイム勤務)
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