【小百合幼稚園のクリスマス】今年も心豊かにアドベントを過ごすことができました。
みなさまこんばんは!クリスマス、いかがお過ごしでしょうか?
※いつの間にか冬休みに入ってしまいました。12月、更新が滞ってしまって申し訳ありません。師走といいますが本当に・・・。年内もいくつかためている記事がありますので、少しずつアップしていきます。
さて、小百合幼稚園の子どもたちにとってはまた特に、12月のクリスマスまでの日々は、1年の中でこんなに心豊かに過ごせる時期はないというくらい、さまざまなことを五感で感じ、成長もしていく大切な時。特に、年長さんは長い長い聖書の暗唱や、ページェント(聖誕劇・・・初めのクリスマスの日の嬉しい出来事を伝える劇)に大奮闘!それをお手伝いする形で年中組、年少組も加わって園全体が団結感で結ばれる時期でもあります。
この1記事で言い表せるものではないのですが、少しだけ、アドベントの様子や各クラスのクリスマスプレゼントなどを、ダイジェストでお届けしますね。長くなりますがお付き合いくださいませ。
前記事でも少しだけ触れましたが、「イエス様のお生まれを嬉しい気持ちで楽しみに待ち望む大切なとき」がアドベント。今年も、幼稚園のクリスマス礼拝の2週間前から(今年は11月30日の月曜日から)アドベントが始まりました。
この時期、毎週月曜日の礼拝には、ひいらぎや赤い実で飾られたリース型の燭台に飾られたアドベントクランツの4本の蝋燭が登場し、毎回1本ずつ火が灯っていく様子を子どもたちは楽しみに見守ります。
保護者も一緒に心静かに守りつつ、「サンタさんがくるクリスマス」ではない、もうひとつの大切なクリスマスの意味を、先生や牧師の健太先生から聞きながら考える時間なのですが、少し暗いホールに灯る蝋燭の火を遠目に、子どもたちの賛美歌に触れるたび、毎回とても神聖な気持ちになるものです。
そして、このアドベントの時期を盛り上げてくれるのは、各クラスの先生が想いをこめて準備してくださる様々なアイテムたち。簡単に補足させて頂きますね。
①アドベントカレンダー→クリスマスまでの期間を数えるカレンダー。
②各学年により、お家の人から・先生から・神様から、個別にもらえるメッセージ
→「かみさまからの贈り物(絵本)」~赤ちゃんが生まれるとき、神様は一人一人の赤ちゃんに贈り物をくださいます。天使が運んでくるのです。(紹介HPより抜粋)~みんな大好きな本。このお話もしっかり読んでからもらうメッセージだからこそ、また特別なものです。
③祝会でお家の人に贈るプレゼント(クリスマス礼拝後)
→クラスごとに先生と子どもたちが考えてくれるプレゼントは、当日まで知らされないので毎年本当に楽しみ!
①~③に沿って、少しずつ各クラスの様子をご紹介します。
●ゆり組(年少)さん
今年のアドベントカレンダーはみんなが描いたお顔がどんどん集まってできていく大きな木!17日まで(幼稚園のクリスマス会の日)1日1枚、番号が振られた“切り絵”を貼りながら、「今日は○○ちゃんのお顔だよ!」と、家でもお友達を身近に感じながら、アドベントを過ごすことができました。
それぞれに贈られたメッセージは、保護者から見た「その子のいいところ」。発表された子から順に、教室の大きな木に、木の実を飾っていき、最後にはたくさんの実がなりました!今年のゆり組さんの成長をずっと見守ってくれている「はらぺこあおむし」君も、ちゃんとクリスマス仕様で登場しています♪
手作りプレゼントは、額入り、ステンドグラス風のツリー!まだまだ小さい手で一生懸命作ってくれたと思うとまた格別可愛いですね。
●すみれ組さん
今年のすみれ組さんのアドベントカレンダーは、あえて、教室でみんなでやるものに。毎日ひとつずつ扉を開けていく、一番伝統的なアドベントカレンダーの形式で、その中に、先生からのメッセージが入っているというもの。扉を開けるって、なんだかちょっとワクワク・・・毎日楽しい空気の中、アドベントを過ごしたそうです。(写真は最後に撮影しましたので、扉が全部開いています!)
プレゼントは、担任の先生と園長先生、そして子どもたち合作のキャンドルスタンド!とっても素敵なこちらの作品の写真を下さった方からはこんなコメントを頂きました。
「このキャンドルは、娘と2人だけのお昼ごはんに灯しました。蝋燭の灯りでお昼ごはんの時間がゆっくり流れていく気がして、“モノだけでなく、素敵な時間までプレゼントしてもらえたね”と、にっこり話せたのもまた特別な想い出になりました。」
●ひばり組さん
ページェントについてはまだ写真が手元にないこともあるのですが、簡単にアップできないのでここでは割愛します。ただ、今年のページェントもまた素晴らしいものでした。心からの拍手を・・・♪
ひばり組さんだけは、24日までしっかりあるアドベントカレンダー。組み立てるところまでは自分たちで。でも、そこからの先生たちの仕上げぶりがすごい!釘打ちはもちろん、可愛いパスタとクリップを組み合わせたオーナメント、24日分×約30名分!細かい作業、頭がさがります・・。24日、ついにキラキラお星様のオーナメントを付けてついに完成しました。
幼稚園最後のクリスマスで頂くメッセージは、教室の壁面にあるツリーに、神様から届きます。個人の性格やいいところを、本当によく理解して下さっている神様からのお手紙を、みんな大事に大事に持ち帰りましたね。
プレゼントは、すごく味のあるタペストリー。フェルト玉も手作り、木の実も自由に組み合わせてくれた大作!(実はみんなとっても上手だったのですが、写真を当日撮れず、手元にあるのがわが子の・・・で、ごめんなさい。。)ページェントの練習だけでもすごく頑張っている姿を見ていたからこそ、限られた時間で頑張ってくれる気持ちが響きます。
アドベントを通じ、子どもたちも色々な人のことを想い、自分たちにできることを考え、嬉しい気持ちや優しい気持ち、目に見えない大事な気持ちをお金にかえて「献金」したり、家族への気持ちを伝えるために、手作りのプレゼントを通し、心を贈りあうことを覚えたり。
※お家の人からのクリスマスプレゼントもちゃんと手渡すことができました!こどもたち、大喜びでしたよね。今年もクリスマス係の皆様、お疲れさまでした。
盛りだくさんな期間ではありますが、やはり、想いのある行動を、目に見える形にして誰かに伝えられることは、とても大事ですし、実際、どの子を見ても、普段の生活に十分生かされているように感じます。
それもこれも、毎年、工夫をこらして、子どもたちに伝えてくださる先生方あってこそ。その想いにも心からの感謝をこめて。今年もとても素敵なアドベントを守らせてくださってありがとうございました。
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